「何だ、お前まだ薬飲んでなかったのか?」


二人でサガが作ってくれた夕飯を食べた後、その片付けで席を外していたアイオリアは、寝室へ戻るなりサイドテーブルの上を見て軽く眉を顰めた。

飲んでおけよと言い置いていた風邪薬が、蓋も開けられていない手付かず状態のまま置きっぱなしにされていたからである。


「あん?」


ミロは緩く閉じていた瞼を開け、億劫そうにそれを横目で見遣った。


「サガが持ってきてくれた風邪薬だよ。オレがここ出てく前に、飲んでおけってちゃんと言っといただろう」


「ああ、いいよ薬なんていらない」


ミロは毛布の中から片手を出すと、ひらひらとそれを左右に振った。


「いらないじゃないよ! ちゃんと薬飲まなきゃ、治るもんも治らんぞ」


「大丈夫だよ、薬なんか飲まなくたって寝てりゃ治るから」


「まだ熱も下がってないくせに強がり言うな。ほら、ちゃんと飲め!」


アイオリアはサイドテーブルの上の風邪薬を手に取ると、瓶の蓋を開けてミロにそれを差し出した。

液体風邪薬独特の匂いが、ミロの鈍くなっている臭覚をそれでも不快に刺激した。

ミロは嫌そうに眉間を寄せ、


「別に強がってるわけじゃない。オレが薬嫌いなのお前だって知ってるだろ。そんな臭くてマズイもん飲んだら、余計具合が悪くなる。だからいらない、寝てれば治る!」


そう言ってプイッと顔を背けた。


「薬が美味いわけがないだろう。寝てれば治るって言うけどな、昨夜から全然よくなってないじゃないか。子供みたいな駄々捏ねないで、ちゃんと薬飲め、ほら!」


「やだっつってんだろ! オレは黄金聖闘士だぞ、薬なんぞに頼らなくても風邪くらい今晩一晩で寝て治す。明日にはケロッと治ってるはずから、大丈夫だ。だからいらない。それどっか持ってってくれ」


今現在まだ38度を軽く超える熱があり、オマケに咳にくしゃみに鼻水鼻詰まり諸々の症状が顕著だというのに、どこからその根拠のない自信がわいてくるのかアイオリアには甚だ疑問であった。

自信があるというよりも、単に薬を飲みたくないその一心で駄々をこねているだけだろうが。


「黄金聖闘士云々はこの際関係ないだろう。大体偉そうなこと言ったところで、事実お前はこうして風邪ひいて寝込んでるんだから説得力は皆無だぞ! 往生際の悪く足掻いてないで大人しく薬を飲め!」


「やだねったら、やだね!」


ミロは断固としてそれを拒否すると、すっぽり毛布を被って全身でそっぽを向いた。

そんな子供っぽい態度全開のミロに、アイオリアは深い溜息をついて脱力したように肩を落とした。

確かにミロは昔から薬が嫌いだった。液体だろうが顆粒だろうが錠剤だろうが、風邪薬だろうが胃薬だろうが目薬だろうがとにかく薬と名の付くものはもれなく大嫌いで、そう言えば15年前のあの時にもサガがミロに薬を飲ませるのに大層苦労していたことを、アイオリアは思い出した。

風邪は寝て治せと言うには言うが、それは「薬を飲んで寝てろ」という意味であるとアイオリアは理解している。

ダラダラ苦しんでいるより薬の力を借りてさっさと治してしまった方がよっぽどいいだろうと、アイオリアは思わずにはいられない。


「もう本当に仕方のない奴だな、お前は」


呆れ果てたように呟き、アイオリアは大きな溜息をついた。

毛布の中でそれを聞いたミロは、アイオリアが根負けして諦めてくれたものとホッと安堵したのだが、その安堵の時も束の間であった

ミロが毛布から顔を出そうかなと思った矢先、いきなりその毛布が捲られたのである。

ミロがびっくりして振り向くと同時に、肩を抱かれるような格好でぐいっと身体を引っ張られ、ベッドから上半身が浮いた。

ミロがえっ!? と思った時にはもう上半身は強い力でしっかりと抱き込まれていて、目の前至近距離にアイオリアの緑色の瞳があった。

現状把握が追いつかずにミロが目を白黒させていると、直後、自分の唇が柔らかく暖かいものに包み込まれた

次の瞬間、ミロの頭の中は真っ白になった。


自分の唇を塞ぐそれがアイオリアの唇であるということをミロの理性がようやく認識したのは、口腔内に甘くて苦い液体がトロリと流れ込んできたその時であった。

それと同時に、ミロの頬がカッと熱くなった。もちろんそれは風邪による発熱のせいではない。

ミロの口腔内一杯に薬品独特の不快な甘味と苦味、そして臭気が放射線状に広がる。その不快感にミロは思わず眉間をきつく寄せたが、こんな方法で直接口の中に流し込まれてしまってはもうどうしようもない。

さっさと飲み込んでしまうに限る! とばかりにミロは一気にそれを飲み込んだ。


ミロが薬を全部飲み下したらしいことを確認すると、アイオリアはゆっくりとミロの唇から自分の唇を放した。


「まったく……世話やかせやがって」


至近距離でミロの薄青色の瞳を見下ろしながら、アイオリアは聞き分けのない子供を嗜めるような口調でミロに言った。

ミロは大きな瞳を限界まで大きく見開き、半ば茫然自失状態でアイオリアを凝視していたが、やがて喉の奥から掠れたような小さな声を絞りだした。


「……お前、何するんだよ……」


「何するって、こうでもしなきゃお前はいつまで経っても薬を飲まんだろう」


薬は嫌いだ、絶対飲まないとミロは頑として言い張ったが、こればかりはアイオリアもはいそうですかと引き下がるわけにはいかなかった。

とは言えあのまま言い合いをしていても埒があくわけもなく、同様に頑固者のミロが絶対に折れるわけもなく、もう有無を言わさず無理矢理飲ませる以外にアイオリアには手段が残されていなかったのである。


「お前……バカ?」


「何故オレがバカ呼ばわりされなきゃいかん?」


「……知らないぞ、オレ」


「知らないって何が?」


「風邪。伝染っても知らないからなっつってんだ!」


いくら薬を飲まないからと言っても、風邪っぴきの自分に口移しで飲ませるなど自殺行為としか言いようがない。

風邪は空気感染でもうつるというのに、口移しなど言語道断。風邪菌さんいらっしゃい! と、自ら進んで自分の体内へ迎え入れているようなものだ。

ミロが呆れてしまうのも、無理もない話であった。


「ああ、それは多分大丈夫だろう。オレも今少し風邪薬飲んじまったからな。これが予防になると思うぞ」


だがアイオリアもアイオリアで自分のこととなるととことん鈍感になるらしく、全く危機感のないのほほんとした様子で、そのくせ何故か自信たっぷりに言い放ってミロをますます呆れさせた。


「オレのことを心配してくれるんだったら、明日はちゃんと自分で薬を飲んでくれ。そもそもお前が駄々捏ねないで薬を飲んでくれさえすれば、オレはこんなことせずに済んでたんだからな」


「別に心配なんかしてないし、飲ませてくれと頼んだ覚えもないぞ。それに明日はもう、薬なんか必要ないよ」


結局自分は風邪薬を飲まされてしまったわけで、飲んだからには風邪が治らないはずはない! ――と、ミロは信じて疑っていなかった。

今日は不覚を取って飲まされてしまったが、こんなマズイものを飲むのは二度とゴメンである。

明日もだなんて冗談じゃない、何が何でも今夜中にこの風邪を治してやる! と無駄な気合いを入れるミロであった。


「薬が必要なくなるなら、それに越したことはないがな」


ま、無理だろうな……と、アイオリアは心の中でだけ呟いていた。たった一回薬を飲んだだけで治るような風邪なら苦労はしないのだから。

ミロは何とも言えぬ複雑な表情をしながら心持ち口を尖らせると、発熱の余波と羞恥とのダブルパンチで真っ赤になっている頬を隠すように、また毛布を半分だけ被った。


そんなミロの様子が可愛くてアイオリアは無意識に頬を綻ばせていたが、やがて小さな吐息を1つつくと、


「あとはとにかくひたすら寝ることだ。そうすれば本当に明日には治ってるかも知れんからな」


毛布の上からポンポンとミロの肩を叩くと、昨日からの定位置となっているベッド脇の椅子の上に再び腰を下ろし、サイドテーブルに置いておいた読みかけの雑誌を手に取ったのだった。




「なぁ、アイオリア〜……」


「ん?」


間延びした声で名を呼ばれ、アイオリアは誌面から目を離さず短く返事をした。


「あのさぁ……」


「何だ?」


アイオリアがようやく誌面から目を離しミロの方を見遣ると、ミロは身体を自分の方へ傾け、何かを訴えるように自分を見上げていた。

先ほど強引に飲ませた薬が効いてきたのか、頬の赤みがやや薄くなり、眠気が来ているのか目が少しとろんとしている。


「あのさ……」


「うん?」


「ちょっと寒いんだけど……」


「え? 寒い?」


暖房は切っているが、アイオリア自身はシャツにジーンズという軽装にも関わらず、寒さは全く感じてはいない。

だが寒暖の感じ方には個人差があるし、そもそもミロは風邪をひいて発熱しているのである。病由来の寒気を感じていてもおかしくはない。


「それじゃ、ちょっと暖房入れようか。あんまり暖めすぎても却って良くないから少しだけな」


そう言って椅子から立ち上がろうとしたアイオリアの手を、ミロが慌てたように掴んでミロが引き止めた。


「えっ!?」


いきなりのミロの行動に、アイオリアは驚いて目を瞠った。


「何だよ? どうしたんだ?」


「そうじゃなくて……」


「え?」


「だから、暖房を入れて欲しいとかそう言うことじゃなくて……」


「は? だってお前寒いんだろ? なら少し部屋をあっためなきゃしょうがないじゃないか」


「だから……オレが言いたいのはそういうことじゃないんだって……」


「じゃ、どういうことなんだよ?」


ミロが何を求めているのかさっぱりわからず、アイオリアは首を傾げた。

アイオリアのその様子を見てミロは、鈍感だ鈍感だとは思っていたけど、もうちょっとこう……何とかならないもんかね? と、思わずにはおれなかった。

今度はミロが盛大な溜息をつき、仕方がないとばかりにはっきりアイオリアに要望を伝えた。


「……一緒に寝てくれよ……」


「はい?」


「だから! 一緒に寝てくれっつってんだよ! あの時みたいに!!」


自分の発した大きな声が頭に響き、ミロは思わず痛みに呻き声をあげた。

アイオリアは予想だにしていなかったミロの添い寝要請に驚き、目をまん丸くして硬直していたが、


「……お前な、子供じゃないんだから勘弁しろ……」


程なくして気を取り直し、今度はあからさまに呆れた顔をしながらミロに言った。

21歳になったその日に6歳児当時と同じことを言い出すとは思ってもみず、これにはさすがのアイオリアも呆れずにはおれなかった。


「いいじゃん。普段は三日と開けず一緒に寝てるんだし」


「いや、だからそれは……また意味も状況も違うだろうが」


事もなげにさらりと際どいことを言うミロに、アイオリアの頬が羞恥で薄紅色に染まる。

自分の顔が熱くなったことを自覚したアイオリアは、それを誤魔化すかのようにわざとらしく咳払いをした。


「この風邪のお陰でオレは散々な誕生日送る羽目になってんだぞ。せめて添い寝くらいしてくれたっていいだろう」


それは自業自得じゃないのか? とは思ったものの、アイオリアもさすがにそこまでははっきりとは言えず、「ダ〜メ」と素っ気ない一言だけを返した。


「何でだよ?」


だが当然ミロとしては納得がいくわけもなく。

風邪で苦しんでいる恋人が一緒に寝てくれと頼んでいるのに断るとかあり得ない、一緒に寝てくれるくらいしてくれてもいいだろうというのがミロの言い分だであった。


「何でもヘチマもないよ。お前な、また15年前みたいにオレに風邪をうつす気か? 冗談じゃないぞ」


「……この期に及んで何を言う……」


アイオリアの答えに、今度はミロが呆れる番だった。

先刻口移しで薬を飲ませるという荒技をしておきながら、今更風邪がうつるだの何だのどの口が言うか? としかミロには思えない。

風邪がうつるというのなら添い寝よりも口移しの方が圧倒的に危険性が高いというのに、的外れにも程があるとしか言いようがなかった。

だがアイオリアの方はあくまで『薬を飲ませてやっただけ』という意識しかないせいか、口移しのダイレクト感染の危険性など気にもしていないようで、むしろ過去に実績のある添い寝感染の方が彼の中では危険度が高めに設定されているようである。


「とにかくダメ。オレまだ後でやらなきゃいけないこともあるし、病気でもないのにこんなに早くなんか寝られないよ。お前が眠るまではここにいてやるから一人で寝ろ」


アイオリアが改めて添い寝拒否をした次の瞬間、目にも止まらぬ早さで自分目掛けて枕がすっ飛んできた。

聖闘士でなければ思いっきり顔面に食らっていたであろうその枕を難なく受け止めると、アイオリアは怒りに任せてそれを投げつけてきたミロに咎めるような視線を向けた。


「ミロ、お前なぁ……」


おねだりを聞いてもらえず拗ねた子供みたいな行動を取るミロに、アイオリアは困り果てたように眉尻を下げた。


「アイオリアのバカ! ケチ! それならいいよもう! 一緒に寝てくれないならついててくれなくてもいい帰れよ! とっとと自分家にでもどこにでも帰っちまえ!」


子供じみた攻撃をして来たかと思えば今度は逆ギレである。

ミロはアイオリアに向かってそう捲し立てると、完全不貞腐れモードで彼に背を向け頭まで毛布を被った。


そういう問題じゃないんだけどなぁ〜とアイオリアは思わず頭を掻いたが、どうせ言ったところで聞きゃしないだろうし、言うだけ時間の無駄だろう。アイオリアは肺が空になるくらいの大きく深い溜息をついて、仕方がなく椅子から腰を上げた。

一緒に寝てくれないなら帰れとか、本当にどうしてこう極端なんだかなぁ〜……とアイオリアは脱力したが、彼と言うなら仕方がないと読んでいた本を閉じて静かに腰を上げた。

アイオリアが立ち上がった気配を感じ、ミロは毛布の中で「えっ?」と目を丸めた。

確かに帰れとは言ったがまさか本当に帰る気かよ!? と少なからず焦りを覚えたミロだったが、今更やっぱり帰るなとは口が裂けても言えないし振り向くわけにもいかない。

もし、もしここで本当に帰ったりしたら恨んでやる! 一生恨んでやるからな! いや、別れる、別れてやる! 絶対に別れてやる!! と心の中で一人で大騒ぎをしていると――


『……え?』


不意にミロの背に冷んやりとした空気が触れた。

直後、自分の背後に何かが潜り込んで来た気配を感じ、ミロは丸くした目を更に拡大させた。

これってもしかして……? とミロが振り返るより早く、背後から二本の腕が緩く優しくミロの身体を包みこんだ。


「アイオリア……?」


ミロが呟くようにその名を呼ぶと、アイオリアは返事の代わりに腕の中のミロの身体をくるんと反転させた。

真正面至近距離にアイオリアの緑色の瞳が迫り、ミロの薄青色の瞳が限界まで拡大する。

アイオリアは優しく穏やかな光を湛えたその瞳を愛しげに細め、


「まったく、お前は本当にわがままだな……」


瞳に宿る光同様、どこまでも優しい口調でそう言って、熱っぽさの残るミロの頬に軽く手を添えた。


「しょうがないから今はお前のわがままを聞いてやる。でも風邪が治るまでだからな」


次の瞬間、一転してミロの表情が明るさを取り戻し、仏頂面が満面の笑顔に変わった。

まるで今泣いたカラスがもう笑う状態で、ミロは全身で大きく頷くと嬉しそうにアイオリアに抱きつき、その肩口に頭を預けた。

ミロのふわふわとした柔らかな髪の毛が首筋に当たり大層擽ったかったが、その擽ったさが心地よく、アイオリアは優しくその髪を撫でた。


「なぁ、このまま眠ってもいいか?」


そう問いかけてくるミロの声から、もう半分微睡みかけていることが窺い知れる。


「ああ、いいよ」


短く答え、アイオリアはミロを抱く手にほんの少しだけ力を込めた。

間もなく、腕の中のミロから微かな寝息が零れ始める。

薬のせいもあったのだろうが、アイオリアの腕の中が相当心地よかったのだろう。ミロはあっという間に眠りの世界に落ちていったようだった。

やれやれ、やっと寝てくれたかと、アイオリアはホッと安堵した。


「それにしても……」


あんなに酷かった咳やくしゃみもいつの間にか落ち着き、自分の腕の中で安らかに寝息を立てている恋人に視線を落としたアイオリアは、


「この状況、お前はいいかも知れんがオレには結構ツライんだぞ。わかってんのか?」


思わずそんなぼやきと苦笑を零した。

ここまで来たらとことん恋人のわがままにつきあってやろうと腹を決めはしたものの、アイオリアとて健康な成人男性、恋人と一つベッドの中にいるのに何もできないというのは思っていた以上に忍耐力を必要とするものだった。

純真無垢で無邪気な子供の頃とはわけが違うし、また当時と今では自分達の関係そのものが大きく変化しているのである。

平たく言えば蛇の生殺しというやつで、忍耐力には自信のあるアイオリアも少々情けなくはあるが今回ばかりはちょっと失敗したかも……と思わずにいられなかった。


アイオリアに結構な忍耐力を強いている張本人のミロは、その腕に抱かれて気分よく夢の中へと旅立って行ったようだが、送り出した方は理性と忍耐力を総動員して一夜を過ごさねばならないのである。

邪気のまったくない加害者の寝顔にアイオリアはちょっとだけ恨めしげな視線を落としたが、それはすぐに柔らかな微笑みへと変わった。


「今日は特別だからな、ミロ……」


ミロの髪に頬を寄せ、アイオリアは小さく耳元で呟いた。

もしかしたら今晩は一睡もできないかも知れんな……とアイオリアはぼんやりと覚悟を決めると、ミロを起こさないように気をつけながらミロの身体を抱き直し、自分も静かに瞼を閉じたのだった。




END
ミロ、誕生日おめでとう!!

ということで、かねてより萌え萌えだったリアミロを書いてみました!。
テーマは「にゃんこの戯れ」だったので、いつに増して色っぽい要素まるでナシですみません。
また風邪ネタかよ?!というツッコミは、ナシでお願いできると嬉しいです(^^;;)。
誕生日とかクリスマスとかお正月とか、 予定のあるなしに関わらずそういうイベントの時に風邪で寝込むのって、普段よりも虚しさ倍増で非常に物悲しくありませんか?。
なのでその辺を混ぜ込んで、甘々〜なリアミロを書いてみたのですが、やっぱりいつもと変わらんな……といった結果になりました。
でもアイオリアとミロ、恋人でなくても二人一緒にいるのを見るのが大好きだし、書くのも大好きなので、また機会があったら書いてみたいです。


2016.11.08 改訂