声援                     Ever Green                



あなたなら と考えたの



きっとあなたなら

両翼を折られた鳥がうずくまる道端に 一緒になってしゃがみこむ



あなたなら

痛みで弱り 目の開かなくなったその鳥に

空の色は何色?と尋ねられたとき

なんて答える?






今はもう あなたに問いかけることは出来ないけれど






「とても蒼くて高いよ」


あなたなら きっとそう微笑む






たとえ もう飛べなくても

折れた翼で 風に乗ろうとするあなたに



あなたが焦がれてやまなかった空は蒼くて

飛んだら きっと気持ちがいいよ と囁けるだけの残酷さを




あたしにください






どうか あたしに
















神様





















窓に止まる月が
あなたの影

遠ざけているみたい

滲んで揺れる


言葉にはできない哀しみなら
癒す場所を わたしの胸に見つけて





いつか泣いたとき

ずっとその愛で温めてくれた





Thinking about you

あなたのように包み込んであげたい

Thinking about you

太陽が夜の月を
そっと照らすように



あなたがどこかで想うときは
微笑んでいるわたしが浮かんでほしい


ときにこの街は忙しすぎて


夢を簡単に
傷つけてしまう



Thinking about you

悲しまないで
泣きたいだけ 泣いてもいい

Thinking about you

嵐のあとは

虹が
きっと架かるから










愛することを誇れるように










Thinking about you


唇で空見上げて

眩しいくちづけを













Words by Masato Odake