Climax Diary 2010

弊サークルの冬コミ新刊は、『ムコ殿2』の改訂再版本になります。
書き下ろしの新刊じゃなくて申し訳ありません。

ありがたいことに完売した『ムコ殿』シリーズの再版希望のお声をいくつかいただいておりまして、とはいえいかんせん1冊どころか1話の分量そのものが多いものばかりなのでなかなか再版に踏み切れず、その都度お詫び申し上げてた次第なのですが、オフセットやコピー誌での再版ではクリアできなかった問題がオンデマンド印刷でクリアできることがわかり、一部再版に踏み切ることにいたしました。

「1」から順次再版にするかと思ったんですが、とりあえずここまで延々引っ張っている『女装したミロにマジボレするアイアコス』のネタの初出である「2」をまずは再版させていただくことにしました。
「2」は2005年12月に発行したのですが、当時は全くそんなつもりもなしに何気なく書いたこのネタをまさか現在に至るまで延々と引っ張ってるとは思わなかった……どころか今後もまだ引っ張る気満々でいたりするとは思わなかったんですよね(;^_^A。
その為そろそろ元ネタ、即ち「2」自体を読んだことがないという方も結構いらっしゃるようになってきましたので、今回はとりあえずこの延々使っている女装ミロ←アイアコスの発端になったこの話だけを再版させていただくことにしました次第です。
ただ女装ミロ←アイアコスは私が暴走して書いたものですが、ミロの女装ネタ自体は「1」の時にわーにゃさんが寄稿してくれた『夏祭り』というお話が大元の元なんです。
この時はまだ「ムコ殿シリーズ」は合同誌じゃなく聖森の個人誌で、ついでに言うならシリーズ化するつもりもあまりなかったので（というか何も考えてなかったが正解）、当時わーにゃさんには私からお願いしてゲストいう形で話を書下ろしてもらいました。
確かに私がいただいた……というより言質を取って強奪（笑）した原稿なんですが、だからと言って勝手に再掲載するわけにもいかず、許可を取るのは簡単ですがそうなるとやっぱり手直しもしたいでしょうからそれをするにはちょっと時間が足りずという状況だったので、今回の再版本への再掲載は見合わさせていただきました。
今後、その話も含めた他の作品を再版・再掲載するかはまだ未定です。
「ムコ殿3」からわーにゃさんとの合同誌時々聖森の個人誌という形式になることが多くなりましたので、他の本の再版については今後彼女と相談して決めて行こうと思います。

って、まだ過去シリーズの再版云々についてはぜぇーんぜん彼女に話してないんですけどね（笑）。
「冬コミはムコ殿2の再版にするわー」と言ったきりのような気がする。これすら決定事項としてちゃんと話したか、怪しい。
なのでこの話自体、彼女はこの日記を読んで知るんじゃないかな？（ちゃんと話しなさいよアンタ(;^_^A）。

あ、誤解のないように言っておきますが、私達いつもこんな感じなんですヨ（笑）。
コミュニケーション取れてないように見えてもそれなりにちゃんと取れてるんで、その点はご心配なく。
お互いギリギリまで自分勝手に進めて、最後で帳尻合わせるというやり方が合ってるみたいで、一事が万事こんな調子です。
もちろんすべて「答えは聞いてない！」でやってるわけではなく、その前提として要点だけは抑えてありますけれども、細かいことは後でどうにでもなる的なスタンスでやってることは確かです。
一応こんな感じで何年もやって来てるんで（笑）、今後も大丈夫だと思います、ハイ。