ん~……まぁ確かに尺稼ぎの余計な描写が随分削られた分(個人的に、「ここは削らなくていいよ」と思う部分や、原作にある部分すらも削ってることあるけど)サクサクと進んでる事は事実だし、そういう部分のストレスが多少なりとも軽減された事も間違いはないんだけど、やっぱ『Z』をずーーーっと見続けて来た人間にとっては違和感ありまくりで、それが新たなストレスになってる面は否めない。
まぁあくまでこれは私個人の話なので、全員が全員というわけではもちろんありませんけれども。
何て言うかなぁ? 特にこのサイヤ人編からナメック星編はリアルタイム当時、毎週テレビに齧りついて見て、ビデオで何度も何度もリピートして見て、更にジャンル移動を重ねた現在ですらDVD買って時折狂ったように見返しているせいか、映像、声、セリフ、間、BGM込みで完璧に脳裏に刷り込まれているので、『改』を見ながら自然とその脳裏にある『Z』のシーンを再生してそれを追っかけちゃってるせいなんだろうなーと思う。
なまじっか、絵だけは使い回……当時と同じなので、音楽が違う、セリフが違う、(一部)声が違う、間が違う……でいちいち自分の中で引っかかっちゃってるのが原因なんだろうねぇ。
声に関しては鬼籍に入られた方もおられるのでこれはしょうがないんですが。
ただ何でナッパの声が変わったのかな~? と。
カリン様は戻ってたのに。
変わった声が悪いと言っているわけじゃなく、Zナッパの声の方はまだ現役でいらっしゃるので、残念だなぁと。
あと、現役ではいらっしゃるけどご高齢でいらっしゃる事も事実なので、変に心配になっちゃうんだよ……。
これが完全にリメイクだったらよかったんだけどね。
つか、大体がしてオリジナル部分だけぶった切って再編集って、無理ありすぎの企画なんだから、最初からリメイクにしてくれりゃ良かったんだよ。
「鳥山明オリジナルカット版」と謳ってる割には、一話の冒頭、いきなりTVオリジナルの「たった一人の最終決戦」から入ってるし(笑)。
いやまぁ、これは確かに不朽の名作ではあるし、後に原作にも反映はされたんで、間違ってないっちゃ間違ってないかも知れないけどさぁ。
確かにサクサク進める事は大事だけど、ここはもうちょっと間を取って! とか、え? (原作にある)あのセリフ抜けてるよ? あのシーン抜けてるよ? なところがある反面、グレゴリーのエピソードは丸々入ってたり、お前の母ちゃんデベソがカットされなかったり(いや、これは削らなくても良かったけどね。個人的には・笑)、何か変なんですけど。
つか、最初から無理があるものではあるけど、その辺差っ引いても編集下手すぎとしか言いようが……。
あとぶった切って2~3話分を1話に詰め込んでるので、必然的に作画的神回とクソ回が混在してしまっているのが何ともはや。
『Z』の初期のまだマシだった頃ですらこれだけのクォリティの差があるんだから、今はまだいいけど後半に入ったら悲惨な事になりそうだ。
星矢で例えていうなら、『真紅の少年伝説』の合間にテレビシリーズの双魚宮編がランダムに挟まるようなもんです(;^_^A。
だがしかし、やはりこの頃のベジータはカッコいい。文句なくカッコいい。
以前スカパーの『Z』再放送でこの辺りを見てたとき、何気に「この頃からナメック星編あたりまではベジータもカッコよかったんだけどなぁ……」と呟いたら弟に「えっ!? ベジータがカッコよかった事なんかあるか!?」と思いっきり否定されたんだけど、つかこれ言うと各方面から同じように異論の声が上がるんだけど、
カ ッ コ よ か っ た ん だ よ ぉ ぉ ぉ ーーーーー!!!
何度力説してもわかってもらえないんですが。
いかに言葉と熱意の限りを尽くしてベジータのカッコよさを訴えても、背は小さいけど尻の美しさはマジパねえんだ! と力説しても、あのデコはハゲじゃなくてMっパゲっていう髪型なんだと一生懸命説明しても、誰もわかってくれないんだよぅ……何でだよう……orz。
余談ですが、サイヤ人は美尻! サイヤ人の尻萌え! を公言して憚らない私ですが、さすがにナッパの尻には萌えられません。
今ナッパのターンの最中なので(もう終わるけど)、ナッパ尻がよくアップになるんですが、私の美尻ストライクゾーンから外れるのであんま嬉しくないです。
ベジータの尻アップは大歓迎です。
地球に来た頃はまだ体型が少年っぽいのでペタ尻気味ですが。
要は、マッチョは好きだけどゴリマッチョじゃなく細マッチョが好きなので、ナッパさんは最初からストライクゾーンに入ってないのです。
それにプラスしてブルマー型の戦闘服もよくない。あれは萌えません。
短パンはいいけど、ブルマー型はよくないです。
なのでラディッツもストライクゾーン外です。
ブルマー型じゃなければ、ザーボンさんはストライクゾーン入ったんだけどな……って、ザーボンさんはサイヤ人じゃないけどね。